さぶかりあん

ゲームの感想メインです。

トロコン日記(その1

デビルメイクライ4 SE』

本編クリア時間:10時間

総プレイ(トロコン)時間:85時間

体感難易度:【★★★☆☆】

 

1~3とシリーズ順にトロコンしてきたデビルメイクライ、遂に4作目に突入です。

PS2PS3への移行は、当時あまりにも革命的だったと記憶しています。

となれば、本作の進化が一足飛びなのもまた必然です。 これまでと次元違いの面白さ

 

このデビルメイクライという作品は、長所短所が毎度毎度はっきりしています。

ちらちらと垣間見える短所を圧倒的な長所で握りつぶす、そんなゲームです。

特に代名詞であるスタイリッシュアクションの爽快感は、他の追随を許しません

 

やり込むことでゲームシステムの本質に否が応でも引き込まれていく、絶妙な按配。

たまに見かける異次元コンボ動画は、まさに深淵へと足を突っ込んだ猛者達の所業。

トロコンまでプレイして、ようやくその片鱗が垣間見えます。 僕の旅はここまで。

それでは、取得が難しかったトロフィーを個別の感想にて綴っていきます。

 

全ミッションSランククリア

これはもう「面倒」、ただその一言に尽きます。

Sランクでクリアする為の必須条件である「オーブ集め」が、ひたすらに退屈。

 

マップオブジェクトをチマチマ破壊し、隠しオーブを集める。

それだけならまだ良いのですが、問題は同じマップを何度も往復する必要がある事。

攻略に関係ない区域までわざわざ足を運んでの行ったり来たり、

オブジェクトだけを破壊して戻ってくるハメになります。 それが難易度毎に計数回。

アクションゲームの楽しさ皆無、スタイリッシュの欠片もない作業です。

 

DMDでSランクだけだったなら、また違った感想だったかもしれません。

マップの隅から隅まで、全てが脳にインプットされたゲームなんて初めてですよ。

まさかそれすらもカプコンの戦略...? DMC4を、己が記憶に刻み込めと...?

 

全キャラBP攻略

ダンテとバージルが中々に癖キャラですが、公式チートがある為サクサクです。

バージルDMDクリアはちょいと面倒だったので、ここはDLCを使いました。

選択肢が用意されているのはありがたいです。 使えるものは徹底的に。

 

ネロとレディは外周グルグルのチャージショットで、気付けば終わってます。

となると、問題はやはりトリッシュですね。 BPクリアの壁は、実質彼女ただ一人。

 

武器チェンジが無いので誤爆し辛く、慣れれば十二分に強いトリッシュ

コマンドを覚えて基本に忠実に立ち回ったところ、ほぼ躓くことはありませんでした。

各所でも言われている通り、やはり難所はブリッツ2体ですね。

あそこで負けると心が折れます、徹底的に対策して臨むが吉。

 

クレドやダンテはBP攻略に本腰を入れる前段階、SSS討伐を目指すタイミングで、

自然と動きを見切れるようになっているのがGOOD。 これもカプコンの思惑通り...?

 

その他のトロフィーは特に苦も無く取れました。

全編通して、レディがあまりにも優秀。 救済キャラなんだと思います。

ダンテSSS撃破とかは、彼女に頼り切りでした。 出来るデビルハンターは違うわね。

 

HAHでも全ミッションランクSとか、BPでスーパーキャラ禁止とか、

もっと難しいトロフィーは、やろうと思えばいくらでも作れたと思います。

もしその辺まで実装されていたら、プレイ時間は余裕で3桁を超えてましたね...

そのレベルまで来てしまうと「楽しいより苦痛が勝る」ので、

本作はベストな難易度だったと思います。 楽しくコンプ、これ重要!!

 

作品総評

DMCは一見すると、大量の敵を爽快に、バッサバッサと切り捨てるゲームです。

しかしその実は、多対一の状況を如何に避け、各個撃破を素早く華麗に決めるか、

これが要となっています。 仕組みを理解すると世界が変わる、げに奥深きかな。

プレイ時間がスキル向上に直結しており、最初の十数時間は被弾が多くなりがちです。

周回プレイを重ねるごとに、徐々に手に馴染むこの感覚がね。 たまらんのですよ...

 

使っていて面白いのは断トツでネロでした。 流石主人公、熱血主人公。

チャージショットで敵集団を足止めしつつ、楽々スタイリッシュランクを上げる。

離れた敵はスナッチで引き寄せ、隙を見てバスターをぶち込む。

魔人化すれば強引に複数戦闘も可能であり、必殺技も完備。 鉄壁の布陣です。

 

ターボモードや音声切替など、総じて周回プレイを楽しめる工夫が光ります

特に日本語音声は嬉しかったですね。 実に新鮮でした。

所々「ん?」と感じる訳もあったりするのですが、それもまた味があります。

日本語で堪能し尽くした後、再び英語に戻ってくると倍楽しめますね。 「Jackpot ! !」

 

また、3から続投のレディはほんとに魅力的なキャラになりました。

復讐者の仮面がはがれて、お茶目な一面を披露。 これが彼女の素なのでしょうね。

敵前で堂々と尻ペンしたり、武器をポイ捨てしたり、挑発がキレッキレです。

アクションゲームでは地味になりがちな銃撃キャラにもかかわらず、

それを一切感じさせない派手さ、豪快さ。 トリガーハッピー万歳。

 

キャラやBGMに愛着が湧くのも、これまでの積み重ねあってこそ。

過去作をプレイしてきて良かったと、心の底から思いました。

 

次はDmCを挟みつつ、いよいよDMC5に手を付けます。

PS5という現行ハードで暴れ回るダンテ、ネロ、バージルに、今から胸が躍ります

ちょいと気は早いですが、当然トロコンまでやり込みます。

目指せシリーズ全コンプ。 ここまでやり込んだ作品はキングダムハーツ以来かなあ...

DMC5のプレイは25年ぐらいの予定です。 それまでに、新作の情報も是非欲しい!!