ファイナルファンタジーXVI
【ストーリー】
これまで積み重ねてきたFFの歴史に、ダークで大人な要素を掛け合わせた本作。
全裸ベッドシーンだの、チョンパだの、腕ポロリだの、磔だの、
プレイしていて「本当にFFか...?」と思うことも多々ありました。
都合の良い展開なんてものは欠片も無く、徹底的に残酷無慈悲。
EDでアルテマ討伐パーティーの誰一人戻ってくることが無かったのは、
当時相当に堪えましたね。ジルの涙がキツ過ぎて今でも見る気が起きません。
袋小路の世界で最後まで希望を求めて抗った人々、その終着点があれか・・・
それでも、未来の子供たちの笑い声を聞きながら物語の幕が下りたことで、
クライヴ達の闘いは確かに報われたんだなと心から実感できました。
複雑な設定に何とかプレイヤーも追いついてもらおうとする細やかな配慮、
お化けグラフィックにあえてドット絵を混ぜる遊び心、全てが愛おしいです。
本当に本当に素晴らしい作品でした。
DLC、首を長くして待ってます。
【戦闘システム】
簡単操作でド迫力の戦闘、やり込めば複雑なコンボも可能という絶妙なバランス。
ボス戦では戦いの途中でムービーを挟むことで、
緩急を付けながら、飽きることなく最後までプレイ出来ましたね。
惜しむべきは装着スキルの少なさ。
クライヴの使えるスタイルに比べて、
実際に戦闘で使用できる技が少なく感じてしまいました。
誰でも楽しめる方向性を重視したのかもしれませんね。
【BGM】
安定のFFミュージック、健在。
お気に入りは、
「Hide,Hideaway(シドのテーマ)」:実家
「On the Shoulders of Giants(強敵戦)」:作風超マッチ、反逆者の意志を感じます
「Ascension(バハムート戦)」:敬礼
バハムート戦はテンション上がり過ぎて、軽くラリってました。
宇宙規模での戦闘に『超究武神覇斬』を彷彿とさせる出だしからのスーパーノヴァ。
FF7大好き侍なので、夜中なのに奇声あげてました。
プレイ時間:60時間
トロコン:いずれ実施予定
デビルメイクライHDコレクション
【ストーリー】
シリーズ初プレイ、HDコレクションとのことで3作品まとめて収録されてます。
全編通して"Devil may cry..."という台詞にしっかり意味を持たせており、
ただのスタイリッシュアクションでは終わらないんだなと感じましたね。
最初に1をプレイした段階では、当然ですがダンテに何の愛着も無く、
途中で出てきた黒騎士も「しつこい奴だなあ」ぐらいの認識しかありませんでした。
シリーズを進めるにつれ、当時わからなかった謎が解けていき、
俄然この世界観にのめり込みました。
やはり3が分水嶺ですね、ここから一気にハマりました。
アーカムという魅力的な敵、レディ可愛い、そしてバージル。何といってもバージル。
洋風なキャラに日本刀持たせて無双させたら、そりゃ海外でも人気出るわね。
【戦闘システム】
いずれもPS2時代の作品ですが、洗練されてます。
1はシリーズ一作目にもかかわらず、もう方向性が定まってる感じがしますね。
3はそこにバリエーションとスピードがプラスされ、とにかく熱中しました。
ただ、一部のエネミーは明らかにストレスが溜まるのでいただけません。
お前のことだよ、ボーガニアン。
【BGM】
とにかく熱くなる楽曲揃い、オサレアクションに負けない為に曲も本気です。
ぶっちゃけ絞り切れないほどあるのですが、特に「LOCK & LOAD」。
これはヤヴァイです。フットーします。
プレイ時間:60時間
トロコン:1~3まで全て完了
デビルメイクライ4 SE
【ストーリー】
1~3をクリアして愛着が湧いたダンテからあえての主役交代、
と見せかけて後半はダンテにバトンパスするという激熱展開。
ネロの辿ってきた道筋を逆走し、言葉の通り「けつふき」をしてやる。
そしてラストの〆はネロに決めさせるという、これ以上ないストーリー。
ダンテを伝説の戦士として丁寧に扱いながら、
しっかりネロに花を持たせるというこの流れね。おじちゃんこういうのに弱いのよ。
ボイスも、馴染み深い英語と日本語音声を切り替え可能で嬉しい仕様。
シリーズも4作目ともなると、これまでの歴史が手に取るように感じられて、
今まさにデビルメイクライが楽しくて楽しくて仕方ありません。
「これあの技だ!」、「これあのセリフだ!」、「これあのBGMじゃん!」、
「レディお茶目になったねぇ、解像度上ったスパーダ禍々しい、you shall dieキター」
この域まで来ると完璧にお気に入りシリーズの仲間入りですよ。
DMC5をやるのが楽しみでなりませんし、その先も期待してますよカプコンさん。
【戦闘システム】
3をベースに更にスタイリッシュ差を追求した、最高峰のアクションです。
闇雲に攻撃するだけでは通用しない。
ゲームシステムを、敵の動きを、キャラコマンドを、
その全てを把握することで徐々に徐々に理想の動きが完成するこの感覚。
渾身のコンボが決まって敵に見事挑発を決めた時は、
脳から異常快楽物質が過剰分泌されます、確実に。
今でもコンボ動画を作成する人が多くいるのも納得ですね、奥深いですわ。
【BGM】
相も変わらず熱い、蒸発しちゃうよ。
「The Time Has Come」、殿堂入りです。一日中聴いていられる。
また、「LOCK & LOAD」のアレンジに気付いた時は思考が止まりました。
僕はDMC1~3をサラッとクリアしたのち、4を先ずは一旦クリア、
その後1~3をトロコンして再び4に戻ってきました。
最初に4をプレイした時は全く気付きませんでしたね。
こういうのが分かるようになると、俄然シリーズにのめり込むんですよね。
プレイ時間:40時間(現在進行形)
トロコン:いずれ実施予定
ペルソナ3ポータブル(リマスター)
実はひそかにクリアしていたペルソナ3ポータブル。
このシリーズは中毒性の塊、計何周したか覚えてません、
プレイする度に新鮮な気持ちで楽しめるんですよね。
ただ、3はやはり後の作品と比べると不便が多いなあと感じました。
丁度ペルソナ3Rが発表されたこともあって、タイミングばっちりでしたね。
今風にリブートされたペルソナ3、超絶期待してます。
プレイ時間:60時間
NEEDY GIRL OVERDOSE
神はここに降臨なされた。♰昇天♰
♰プレイ時間♰:10時間