さぶかりあん

ゲームの感想メインです。

2023年ゲームプレイ記録(その2

ピクミン4

懐かしのピクミンが帰ってきました。

僕はピクミン3をプレイしていないので、約20年ぶりの再会となります。

まず驚いたのはグラフィック、当然ですがGC時代とは別次元の美麗さです。

水面や氷の表現、金メッキの施されたオタカラの輝きに思わず見惚れました。

原生生物も馴染み深いピクミン2の面々が数多く登場し、懐かし嬉しくなりました。

僕の好きなダイオウデメマダラが作中で結構優遇されていて、思わずにんまり。

難易度は今の時代に合わせてでしょうか、かなり甘々です。

このシリーズって「プレイヤーの機動力に完全には付いて来れないピクミン達が、

ふと気を緩めた瞬間に大量被害に遭う」というのが肝なんですよね。

本作ではオッチンが居るので、その部分が完璧にクリアされてるわけです。

当時のトラウマであるアメボウズもダマグモキャノンも、全く脅威に感じません。

また、本作からの追加要素である夜の探索。

これ自体は新鮮味があって良いのですが、若干こなす回数が多いかなと。

エリアは違ってもやることは毎回同じなので、最後の方は飽きてしまいました。

本作は今までのシリーズの総決算みたいな印象を受けましたね。

もし次回作があるならば、ピクミンや原生生物の種類も一新して、

全てが真新しいピクミン5を見てみたいです。紫白羽岩氷と流石に増え過ぎましたし...

 

プレイ時間:30時間

 

アーマード・コア Ⅵ FIRES OF RUBICON

生粋のフロムっ子を自称する僕が、

何故だか唯一プレイしてこなかった本シリーズ。にわかだと呼ばないで...

6作品目にして遂に邂逅、電撃が走りました。

断言します、出来ます。これぞロボットアクションゲームの極致

自分だけの機体を組み上げ、武装を載せ、カラーリングし、グリグリ動かす。

「独立傭兵」という立場を利用してのやりたい放題、

どの企業、組織からもノーチェックノーネームだった捨て犬が成り上がる。

一人の傭兵がルビコンという惑星全土を揺るがす、その物語を紡ぐのは君だ...

設定の段階で優勝してます、面白くならないわけがない

要のアクションが格好良いのは当然として、登場人物もまた魅力的なんですよ。

冷酷無慈悲なようで不測の事態に弱く、何だかんだと世話焼きなハンドラー、

彼の登場が真にAC6の始まり、背景ドラマが最も深そうな第1世代の傭兵スッラ、

騙し討ち上等、アリーナにすら不正介入しちゃうお茶目なカーラ、

いかにもな軍人気質で口うるさいが、能力は低いギャップ萌えのG6レッド、

イケメン(おそらく)パイロットとの共闘は最高に熱い、V.Ⅳ ラスティ、

そして本作ダブルヒロインである交信エアとぽんこつオールマインド。

通信でのやり取りしかしていないにも拘らず、なぜこうも愛着が湧くのでしょうか

コーラルを巡り様々な陰謀が渦巻くルビコンで、その全てを利用して生き抜く。

徐々に紐解ける個人の思惑、レイヴンは戦場で何を感じ、何を選び取るのか。

数十年前に夢想していた「僕の考える最強のロボットゲーム」、本作で成りました。

ありがとう、アマード・コア。ありがとうフロムソフトウェア

久々に出会いましたよ、クリアを拒んでしまう程の超大作に...

 

【戦闘システム】

試行回数を重ねて突破口を見出す、フロムお得意の高難易度ボスバトル。

本作はACの武装や特性を自在に変えることが出来るため、攻略手段が無限大

敵の装甲や攻撃手段を見極めながら、最適だと思う装備を整え攻略に挑む。

見事こちらの思惑通りに敵を撃破した時のしてやったり感、堪りません

バルテウス、弾幕は派手だが火力があるのは予備動作のある数発だけ。

確実に避けるべき技だけに集中し、怯ませた上での一点突きが有効...

アイビスシリーズ、初っ端の大技は落ち着いて躱せば隙だらけ、

パイルバンカーをぶち込めば開幕で6割は持っていけるな...

再三のリプレイを通じて、自分が一歩一歩着実に上達しているのだと実感できます。

ブレードは漢の浪漫、逆関節の変態感、戦車で重火器を連射する爽快感。

自分の思うがままにACをカスタマイズする楽しさ、「最高」の一言に尽きます

アイスワームという共通目標打倒のために、一時共闘し歴戦のパイロット達が集う。

建物崩壊のタイムリミット迫る中、月光の軌跡を放つ技研の遺産とタイマン勝負。

ありとあらゆる「血の滾る展開」が詰め込まれています。興奮でおかしくなるぜい...

 

【BGM】

なんといってもバルテウス戦。

序盤の山場であり、闘いの次元が一段上に切り替わったと認識させられます。

終始こちらの不安を煽るかのようなテンポで、ヤバい奴が飛来した感マシマシ。

このBGMに合わせてあの鬼弾幕や火炎爆撃を打ち込んでくる、悪意が見えますねぇ...

戦場でワタつく傭兵は撃墜されるだけぞよ、レイヴン。

 

プレイ時間:30時間(分岐ED未回収)

トロコン:いずれ実施予定

 

溶鉄のマルフーシャ

たまにはやりたくなるなる、インディーズ。

可愛い絵柄と陰鬱な設定のギャップに惹かれて、購入しましたマルフーシャ。

いわゆるタワーディフェンスゲーム、迫りくる敵を銃火器で吹っ飛ばせ!

ストーリーモード自体は大した難易度ではなく、隙間時間でサクッとクリア出来ます。

「ちゃんとした育成プランを考えないと後半詰む」、みたいなことは一切ないですね。

税金で絞りに絞られる給与も後半は結構余ります、もう少し戦略性が欲しかったかな。

チャレンジモードはまだプレイしていないので、

もしかしたらその辺りが調整されているのかもしれませんね。

雇った仲間によって宿舎の置物が変わるなど、細やかな遊び心が嬉しいです。

設定も凝っているので、アートワークなどを読み込むだけでニンマリ出来ます。

EDの数が多く、周回プレイで色々な攻略法を楽しめるのも良かったですね。

 

プレイ時間:5時間